2017年8月3日木曜日

混沌の館から

昔Byte誌(日経バイト)に掲載されていたジェリー・パーネルのPCに関する連載記事の名前であり、ジェリー・パーネルは自宅をこう呼んでいた。
混沌の館には色々な製品などが評価用に送られてくるようで、その論評が面白かった。

混沌の館には時々ラリー・ニーブンが訪れ、本業のSF小説を共著する。


しかし私はどちらかというとラリー・ニーブンが単独で書くSFが好きである。

その中でも Ring World は秀作である。宇宙エレベータが出来た暁には人類は次のステップとしてRing World を目指すことになるだろう・・・たぶん。

個人的に好きなのはニーブンの A world out of time である。
ガンに侵され余命のない患者が将来の医療を頼って自分を冷凍保存する。
200年後に目覚めたとき、自分の個性は死刑囚の体に移されていた。

彼はその世界の一員になることを許されず、宇宙船パイロット(Rammer)の訓練を受け、ミッションに旅立つ。

この先色々あって彼は遥か未来の地球に戻ってくるのだが、そこは男達と女達が勢力を争う不死の世界であった・・・・(ん十年前に読んだが、この先は最後以外はあまり覚えていない)。

最近、同じ頃に買って黄変+シミだらけだがまだ読んでいなかったA hole in space を読み出したら、出だしの所は A world out of time と同じではないか。

この後どう続くのか・・・。