2018年1月29日月曜日

悪魔のKB4056890

週明けの今日、管理している50台ほどのWindowsPCのうち6台ほどにスタートアップの修復が走り、そして立ち上がらなくなった(その後も何台か発生)。ネットの情報をもとに半日かかってブートやBCD領域の修復を試みるが全くダメ。Windows自体が壊れているようだ。Microsoftのサポートでもここまでやってダメならクリーンインストールしろと書いてある。

そこでまだ元気なWindowsPCから手順書に従ってイメージを採取し、立ち上がらなくなったPCを上書きした。 そしてセキュリティ対策にSEPをインストールする、が出来ない。途中でエラーとなりインストールが出来ないのだ。再起動しろ等々のメッセージが出るが、やってもどうにもならない。アンインストールもエラーとなり途方に暮れた(そもそもインストールが完了していないのだ)。

そこでふと思い当たった。1月4日付けのWindowsアップデートモジュールがSEPと相性が悪かったことを。その疫病神(更新プログラム)をKB4056890といいい、これをインストールするとSEPの定義ファイルが更新できなくなるのだ。このモジュールは既にアンインストールした筈である。

改めてPCの更新履歴を見てみると、削除した筈なのに何とインストールされている。何てこったい、どうなってるんだ???除霊ができていない。

とにかく疫病神をアンインストールするとSEPが何事も無かったように動き始めた。

どうも腑に落ちないので更新を拒否した筈のWSUS(WindowsUpdate中継サーバ)を覗いてみるといつの間にか疫病神が復活している???取り合えず更新を再拒否。
しかし、いったいどうなっているんだろうねぇ。 サッパリ分からない。

たぶん 疫病神をインストール後再起動で立ち上がらなくなるんだろう。
再起動を止めておけば何とか使えるだろう、当分。

(その後)
すでに疫病神に侵され動かなくなったPCの他に作業中に動かなくなったPCも出た壮絶な状況であった。
 疫病神に効く解毒剤(KB4057142)があることが分かり適用中。作業中に分かったことだが、初期症状としてはマウスが動かない、ネットに繋がらないなどがあった。この段階で適切に解毒すればOK。
不思議なことにすでに解毒済みのPCが1台あって、どこから降ってきたんだろうか。
また入院中だったPCは疫病神の難を逃れ退院後すぐに免疫を獲得した。

あすはまだ検疫の作業が続く。

(その後2)
PCは仕事の片手間に分担業務としてやっているわけで何か問題が表面化しなければ特にやる事も無いはずだが今回は結構トラぶっている。この問題を調べているうちに思わぬ伏兵を発見した。 WSUSにはカタログサイズが2GB!!を超えると大きさ0と報告してしまうバグがあったのだ。その結果、ある時から更新プログラムが適用されない事になってしまった。それが1月の中旬。さあて、どうやってこれを退治しようか。



2018年1月24日水曜日

LT-R6 in JAVA9

何気なく昨年9月に発表されたJAVA9の説明を読んでいたら「Platform-Specific Desktop Feature」という機能が追加されていることが分かった。これまで実現できなかったOS X のDesktop環境とのAPIが使えるらしい。おお、LT-R6はこれを待っていたんだ。これでMACの普通のアプリとして機能できる。
 
この機能はjava.awt.Desktopクラスとして実装されているらしい。ぼちぼちJAVA9も安定するだろうからLT-R6のバージョンアップを考えるか。

しかし整理すべき点、変更点が多そうだから途中で挫折しなければ良いのだが。

・・・さらに調べると、JAVAはWindows10みたいにこの先半年毎にバージョンアップするらしい。 JAVA9は昨年9月に出たばかりだが次のバージョンは3月に出るJAVA18.3だとか。

こんなに頻繁にアップするのなら、やり方を考え直さないとね。

そんなこんなしているうちに米国Amazonに発注していた本が届いた。
 厚さは6cm超だ。残念ながら読む前に次のバージョンが出そう。
肝心のApplicationクラスはjavafxパッケージの中にある。やっぱりjavafxもやらんといかんのかなぁ?LT-R6のswingはどの程度残せるのか?心配だ、全面書き換えにならないことを祈る。




2018年1月14日日曜日

実は怖い「お得な契約更新」

定期的に訪れるセキュリティソフトの契約更新、いつの間にか契約内容がビジネスモデルに組み込まれ高い契約になっている事があるから要注意。

私の場合、知らぬ間に使いもしないサポート契約の付いているセキュリティソフトを使っていた。そして3年目の更新案内が半年前から届き始めた。

Amazonで新規の値段を調べると私の会員割引による更新より3割も安く売っている。契約の違いを細かく調べるとサポート無しになっている。サポートなんて受けた事無いし無駄に金払っていたんだ。会社のHPを見てもサポート無しの製品がある。

しかし私の更新案内をいくら調べても サポート無しには契約変更できない。会員ページを見ても契約更新は同じ内容で1年、2年、3年契約しか選べない。

 仕方がないのでサポート無しの3年契約をネットから新規購入した。

旧契約が切れた後で新契約のIDをセットしようとしたが、旧IDが残っており新IDをセットできない。仕方がないので一旦アンインストールしてインストールし直した。これでとりあえずIDはセットできた。

次にソフトをアクティベートしようとしたができない。
会員情報と契約内容がメーカーのサーバに残っていて違うIDは受け付けないようだ。
 これも別の電話番号やメールアドレスを使って別人で登録することで回避できた。

こんな感じでビジネスモデルと違うことをやろうとすると色々な網が仕掛けられており、それを掻い潜るのは容易ではない。本当に疲れる。

そもそもセキュリティソフトが必要なOSは欠陥製品じゃないの、と叫びたくなる。

(その後)
旧契約の終了後もすでに2回契約案内が届いている。何なんだろうねぇ。