家族のPCの C: ドライブ(500GB)がほぼ満杯で動きが悪い(これ以上写真を保存できない)との相談を受けた。
どうせ写真や動画を撮りまくってるんだろうと思いながら内容を確認すると、C: ドライブの大部分は iTunes が作成した iPhone のバックアップファイルで、何と計286GB もあった。そのほか iTunes が使っていた一時ファイルが約32GB あり、 iTunes の無駄使いが過ぎる。デスクトップにも 50GB 近く使っていてその合計が 368GB にもなる。つまりC:ドライブの半分以上が本来の目的意外に食われている事になる。
iPhone/iPad のバックアップファイルは機種毎に作成されるようで、それらを買い替える度に巨大なファイルが残り、意識的に掃除しない限り残り C: ドライブを圧迫する。iPhoneの バックアップファイルはユーザデータ(写真と動画がメイン)をバックアップしているようだが、最近の大容量化した iPhone を使う上では盲点だろう。1TBの iPhone を買うならそのために PC に 1TB 近いストレージを用意する必要がある。こんなバックアップファイルは少なくともC: ドライブからは追い出す必要があると思う。C: ドライブはパフォーマンス向上のため SSD 化しているし、その大部分をほぼ使う可能性が無いバックアップに提供するのは勿体ない。
Copilot に相談したら、iTunes にはバックアップファイルの場所を変更するメニューは無いので(これは明らかに欠陥で、Apple に何とかして欲しい)リンクを使えとの事。ちなみにiTunes が作るバックアップファイルの格納場所には2種類あるようだが私の場合は次の場所だった(ちなみに MobileSync は隠しフォルダなのでフォルダーオプションを変更しないと表示されない)。
C:\Users\ユーザー名\Apple\MobileSync\Backup\
そこでバックアップファイルを D: ドライブの中に作った次のフォルダへコピーし、
D:\Apple\ios-backup\Backup\
そのフォルダのショートカットを作って元のフォルダに入れた(このとき元の Backup フォルダは消して(または別の名前にリネームして)使われないようにした)。これで上手く行くはずだ。
iTunesを立ち上げ「編集」->「環境設定」->「デバイス」を確認するとコピーしたバックアップファイルは認識されていない。iPhone を接続してバックアップを行うとC:ドライブにはBackupというショートカットに加えて消したはずの Backup という同名のフォルダが作られ、その中に新しいバックアップファイルが作られている。これを何度か繰り返して、埒が明かない。
なぜショートカットが認識されないんだ?ネットで成功事例を見ると、皆さんリンクはコマンドで作成していて、ショートカットを作成&コピーしてはいない。結果に違いはないように思うがこの方法を試しにやってみるか、と次のコマンドを管理者権限で cmd に与えた(ちなみに、この mklink は cmd の内部コマンドなので PowerShell ではエラーとなる)。
mklink /D "C:\Users\ユーザー名\Apple\MobileSync\Backup" "D:\Apple\ios-backup\Backup"
iTunes を立ち上げると何故か過去のバックアップファイルをちゃんと認識してる。そしてバックアップも正しく D: ドライブの方へ格納される。理由は不明だがこれで上手く行ったようだ。
(終り)
追伸:Windows のショートカットとリンクの違いについては次の投稿「Windows のショートカットとリンクの違い」を参考に。