2018年12月9日日曜日

脅迫メールの次は・・・誘惑メール

12月になったら誘惑メールが届き始めた。
最初はI'm a real girl. I really love sex.  か機械翻訳したらしい同様の日本語で始まり、後は英語。
私の写真はここにあるよと写真の掲載されたWEBページ(どれもトップドメインが.suの同じページ)をアクセスさせようとするものだ。

どんな罠が待っているのか・何が起こるか試してみたい気もするが、無駄に時間を取られるのも嫌なので放っている。WindowsでもOSXでもLinuxでもないOSが必要だな、こういう目的のためには。








2018年11月28日水曜日

ゾンビのようなOneDrive(その3)

(その2)で書いた問題点が分かってきた。

例えばWin10にUSER1でサインインし、そのままシャットダウンする。その後再度PCを立ち上げAdministratorでサインインする。このときタスクマネージャでユーザを見ると何故かAdministratorの他にUSER1もサインインしている。だからAdministratorをシャットダウンしようとすると「他に使用中のユーザがいる」と言われてしまう。

つまりサインアウトした筈のUSER1がシャットダウン後もゾンビのように生きているんだ。当然USER1のシステム関係のファイルは使用中になり削除できない。じっさいUSER1をシャットダウン、Shift+シャットダウン、再起動の何れで止めても、再度PCを立ち上げるとUSER1はゾンビのようにサインインしている。

色々やった結果、USER1ゾンビを成仏させるには USER1でサインイン中に「サインアウト」をやるしかない事がわかった。

やはりWindows10 1803からこの現象は出始めたようなので、1803で仕様が変わったのだろう。OneDriveを生かすための変更だと思う。勝手に仕様変更し新機能を押し付けてくるMSのいつもの独善的なやり方だから驚かないが、とっても頭にくる。

【その後・・・】
ネット情報によるとこの現象は1709から導入された機能のようで、うちでは1803から顕在化した。さらに次のように設定することで防げることが分かった(ユーザごとの設定が必要)。
・「設定」→「アカウント」→「サインインオプション」→「サインイン情報を使用してデバイスのセットアップを自動的に完了し、更新または再起動後にアプリを再び開くことが出来るようにします」を【OFF】にする。

しかしこの設定の意味や副作用を理解・説明できる人はいないだろう。またうちのようにリモートで多くのアカウントを管理している場合は個別にサインインが必要なこの設定方法は使えない。




2018年11月15日木曜日

ゾンビのようなOneDrive(その2)

OneDriveがまたやってくれた。
Windows10上のアカウントをリモートで管理しているが、アカウントを削除できないんだ。
Fall Creators Update(1709)まではうまく行っていたんだがApril 2018 Update(1803)になってから時々原因不明のエラーが出て終わるようになった。
削除手順はアカウントの削除、フォルダの削除、レジストリの削除を行うんだがユーザの一部ファイル(複数)へのアクセスが拒否され、フォルダの削除がエラーで終わる。当然削除できていない。

エラーメッセージを見るとユーザのAppDataフォルダ内のOneDrive関係ファイルが噛んでいるようだ。 たぶんOneDriveがユーザのドキュメントの変更を裏で監視していてCloudと同期をとっている(カラクリが生きている)んだろう。アカウントはすでに削除が済んでいるので再起動してやればフォルダを離してくれるだろう。うちではOneDriveは一切使っていないので何も問題ない筈だ。

再起動したら案の定、ユーザのフォルダはフリーとなり削除できた。しかしこれではリモートでの作業はできなくて、60台を作業するにはやたら手間がかかるうえに作業手順が幾つか増えた。

こういうのを小さな親切、大きなお世話と言うんだろうなぁ。

ネット情報もOneDriveの提灯記事ばかりで、OneDriveは便利でこれを使わない選択はあり得ないみたいな内容である。何なんだろうねぇ?

あと、前に報告したコンピュータ名の大文字小文字を区別するようになったのもLinuxなどWindows以外でもこのカラクリを使えるようにするため、つまり囲い込むための変更だった可能性があるなぁ・・・とっても迷惑なんだけど。

2018年10月26日金曜日

脅迫メールが来た

10月半ばから脅迫メールが来はじめた。
タイトルは「xxxx is hacked」とか「xxxx is compromised」とかで、発信人は自分。xxxxは自分のメールアドレス。
英語の内容は、
・fromを見れば分るように6か月以上前にお前のxxxxのパスワードは破った。
・そして自分の作ったトロイの木馬ウィルスをお前のPCに送り込み、お前の動きを長い間モニターしている。
・パスワードを変更しても私に通知が来るから無意味だ。
・お前のPCのデータや写真、ビデオ、お前の使っているネットアカウントは抜き取った。
・お前の動きはカメラを通じてモニターし記録ている。カメラの前で何を興奮してるんだ。
・ 48時間以内に500ドル払えばこれらの情報を捨ててやるのでビットコインの指定したウォレットに支払え。良い勉強したと思えば安いもんだ。

てな感じだ。
しかしfromは簡単に改ざんできるし、残念ながら私のPCにはカメラは付いていない。
結局ハッキングに成功したという証拠は何も示されていない。
そもそもビットコインを入手できたとして、どうやったら誰が支払ったか分かるのだろうか? ・・・まあいいか、放置で。

 そして2日後には同じ内容で566ドルに値上がりし期限が50時間に延長されたメールが届いた。
 そしてさらに10日後には820ドルに値上がりし期限が48時間に戻ったメールが届いた。
「これはfantasyじゃないぞ」ってな脅し文句も付いてきた。
そしてその後も時々続いている。

おまけに「あなたのパスワードが侵害されました」というタイトルの日本語メールも来たがヘッダーのエンコーディング情報が間違っているのか内容は化けていて読めない(何でもござれのoutlookで受けたら表示するかもしれないが、私は使っていない)。

Received: fromの内容は全て異なる。
My nickname in darknet is yyyy の自己紹介名も全て異なっている。ビットコインの振込先も1つではない。
試しにfromをトレースするとアルメニア、パキスタン等だったが、これはbotだろう。

ビットコインの換金方法や送金方法も知らんし、まあ単なる脅しだろうから放っておけばいいんだけど、1年ほどバックアップを取っていないことを思い出したのでHDDを丸ごとバックアップした。
ぼちぼち終活も考える時期だし、いっそ丸ごと消してくれたら諦めがつくんだけど。

ちなみにこんな怪しいメールはしかるべき所に即通報してます。
ネットニュースにも流れていたね、この件。
すでに支払った人もいるみたい。

ちなみに、これまで来た件名は次の通り(新しいタイトルが来たら順次追加します)。日本語のメールはエンコーディングが誤っており本文が読めない。
・xxxx was hacked
・xxxx is compromised
・あなたのパスワードが侵害されました (xxxx)
・xxxx is compromised. Password must be changed
・Change your password immediately. Your account has been hacked.
・Hacking Alert! You account was hacked・Security Scam Warning.
・xxxx - このアカウントはハッキングされています
・xxxx - ハッキングされています! すぐにパスワードを変更してください!
・Third party accessed to xxxx
・xxxx 被黑了! 立即更改密码!・・・・中国語のこれもそうかな?
・Your account is being used by another person!
・Your account was under attack! Change your access data!
・High danger. Your account was attacked.
・Frauders known your old passwords. Access data must be changed.
・Caution! Attack hackers to your account!
・The decision to suspend your account. Waiting for payment.
・Be sure to read this message! Your personal data is threatened!
・Security Alert. Your accounts was hacked by criminal group.



2018年9月15日土曜日

燃費 99.9Km/L

最近の車は燃費が表示される。次の写真は借りたプリウスの燃費。流石のハイブリッドでもここまで行くのか?
実はこれは車庫から出すときの燃費。最初は0.0Km/Lであるが、走り始めはバッテリーだけで動くからオーバーフローしてこうなるんだろう。エンジンがかかると急激に1桁まで低下し、その後徐々に20Km/L以上まで上昇する。

 一般にキーをONにしたときの燃費は計算上0÷0で不定の筈であり、これを0と表示したり標準的な値を表示したりと、車ごとに色々のようである。

2018年8月26日日曜日

今年もハムフェア 2018

今年も暑い中で行ってきました。
最近外国のハムクラブの展示が年々増えているように感じます。今回特に買いたくなるものも無かったけど、SDR的なものが円熟期に入ったような気がしました。なぜかCW関係が元気です。
 昨年留守番が一人だけで閑散としていたPRUGのブースには今年は数名の方が詰めてあって、AX.25を拡張したFX.25のプロトタイプTNCを作っているみたいなポスターと実物らしき物が展示してありました。X.25由来のAX.25は元々品質の良い回線を相手にしているので1ビットでもエラーがあるとフレームを捨ててしまいます。そこで回線品質が悪いと途端にリトライが始まり、特に回線遅延が大きい場合に疎通が極端に悪くなるんですが、FX.25では衛星通信で使うような Forward Error Correction(前方誤り訂正)をやるのでそれが改善されるようです。またAX.25を内包していて、AX.25でも通信できます。今後の成り行きをフォローしたいものです。
 CQ出版のブースで再免許の書類を買ってきましたが、電波法のスプリアスの規定が変更になりH34年でJARLの補償が無効になるような記載が・・・。



2018年8月23日木曜日

やってくれますMicrosoft

 仕事で60台ほどのPCを管理しているが、Windows10 1803 の8月定期更新(KB4343909)を適用してから動きが変わった。
 多くのPCを管理するため1台のPCでバッチファイルを組み、その中でPsExec.exeを使って他のPCで遠隔コマンドを実行させているが、やってみると7月までうまく行っていたのに、今月はエラーメッセージのオンパレードだ。

 Make sure that the default admin$ share is enabled on xxxxx.
  xxxxx:
 Could't access xxxxx:
  ネットワークパスが見つかりません。

ときた。default admin$ shareって何だ? 
 ネットで検索するとnet share コマンドで確認できるらしいが、実物を見ても問題は無さそう(というかビールスの感染ルートなので用が無ければ塞ぐべきか)。そのほかUACだ何だと出るが、書いてあることを試しても効果が無い。そこでネットワークパスに着目した。要するに「ネット上でPCが見つからない」って事だろう。すでに動いていたカラクリなのでユーザとしては名前以外は手の出しようがない。Windowsのコンピュータ名は大文字と小文字を区別しない仕様だった筈なので、これまでこの違いを放置していた。
 試しにコンピュータ名を正確に打ち直してみると状況が変わった。エラーにはなるがPCにはアクセスできている。要するにPCの名前の大文字と小文字を(勝手に)区別するようになってPCの名前が解決できなくなったようだ。そこで大文字小文字を合わせてアクセスできるようにした。
 しかし、今度はログインを拒否される。 PsExecのパラメータで指定したユーザ名/パスワードが受け入れてもらえないようだ。試しに、ローカルアカウントであることを表すためにユーザ名の頭に付けている「.\」を外してみた。すると何事も無かったように動くようになった。

 これらを踏まえると、8月15日の更新でコンピュータ名やユーザ名に関する扱いが変わってるようだ。これが意図されたものかバグかは分からないが影響は相当なものだと考えられる。クラッカー対策かもしれないが、我々みたいに他に困っている人は大勢いると思うのだが。
 まあ PsExecなんて普通の人は使わないか。

2018年8月3日金曜日

LT-R6のカラクリ(その1)

 最後にLT-R6を公開してから数年が過ぎた。その間にいくつかのバグレポートをいただき、修正も済んでいるがリリースする気になれないまま月日が経った。時間が経つと、それに見合った機能追加をしないと格好がつかない、と考えたまま今日に至っている。アイデアはあるが気力が続かない。

 そんなこともあり、とりあえずここでLT-R6についてこれまで書かなかった中身を少し公開しよう。CI-Vは1本の線を共用して双方向の通信を行うため、CI-V上を流れる個々のデータからはそれが何かは判別できない。通信の内容を解析するには先ずCI-Vの調歩同期信号を受信・UARTで再生し(ここまではクローニングケーブルの仕事)、その後バイト単位で受信したデータからフレーム(以下、CI-Vの基本フォーマットのプリアンブル (0xFE)からEOM (0xFD)までをこう表現する)を再構成し、その中身を解析することで誰が何の目的で送信したフレームかを判別する。このときIC-R6とLT-R6の双方がランダムにデータを送信することで起きる信号の衝突や、衝突を検出した場合に送出される連続したJammer(0xFC)、及びその後のフレームの再送に対応した処理を行う必要がある。実際にCI-VをモニターしているとJammerはよく見られる。
 フレームの再構成にはステートマシンを使う。LT-R6には3つのステートマシンを内蔵している。通信用、メモリーデータ受信用、及びCI-Vプロトコル解析用だ。通信用は通常のLT-R6の動作に使う。この場合正常にフレームを受信した時だけ結果を上位ソフトに上げればよいが、ただし自分が送信したデータをモニターし、もし潰れていた時は衝突が起きているのでJammerを送出してアボート(中断)処理を行い双方の状態を整合させるようにしている。メモリーデータ受信用も同様だが制御に使うコードが違う。通信用、メモリーデータ受信用は送信部との連携がある分だけややこしい。
 一方プロトコル解析用はCI-Vの全てのデータを抜けなくキャプチャーするのみで単純である。解析用ステートマシンの状態遷移表を抜き出すと次のようになっている(作者独自の書式)。

     * STATE MACHINE
     *  State        OUTFR        SYNC        INFR         ABT
     *   /Input(event)
     *  SYN(FE)     +/SYNC         +/SYNC    x]+/SYNC    x]+/SYNC
     *  EOM(FD)     +/OUTFR      x]+/OUTFR   +]]/OUTFR   x]+/OUTFR 
     *  JAM(FC)   x]+/ABT        x]+/ABT     x]+/ABT       +/ABT   
     *  ELSE        +/OUTFR        +/INFR      +/INFR    x]+/OUTFR   
     *  TM-OUT     x]/OUTFR       x]/OUTFR    x]/OUTFR    x]/OUTFR
     * 
     *  SYMBOLS:
     *   -: abandon data
     *   +: accept data
     *   ]]: complete with success
     *   x]: complete with error


  ステートマシンは状態を持ち、通信に伴って発生するイベントに対しアクション/次の状態を記述する。 OUTFR,SYNC,INFR,ABTが状態であり、SYN,EOM,JAM,ELSE,TM-OUTがイベントである。例えばフレーム受信中(INFR)にフレーム開始(SYN)を受信すると、受信は異常終了し(x])データ(SYN)は取り込み(+)、次の状態をプリアンブル部(SYNC)とする。
 TM-OUTはフレーム受信中の一定時間内にフレームが完結しない場合の処理である。

  ステートマシンは通信ライブラリから渡されるCI-V受信データを処理する。通信ライブラリはCI-Vデータを受信するとそれを受信バッファに積み、次にデータが入ったというイベントを発生する。このイベントを受けてスレッド(イベントディスパッチングスレッド)が実行され、その中でステートマシンを実行することになる(少し専門的ですがご勘弁)。スレッドを実行中に通信ライブラリは次のデータを受信する可能性があり、1バイト受信する度にイベントが発生する訳ではない事を含めてロジックを組む必要がる。リアルタイム処理ではここら辺りがややこしくていまだに理解不十分な点があるかもしれないが結果オーライで実装している。

 リアルタイム処理のデバッグは処理を止めて解析できないので厄介である。とくに以前ci-vの受信に使っていたrxtxライブラリーには受信したデータがライブラリーの中に詰まるような現象を起こす問題があり、それを発見し対処するのには長期間を要した。現在のjSSCライブラリーに変えてからはこれまでそのような問題はない。

続く

2018年7月14日土曜日

Google StreetView撮影車に遭遇

朝、車で走っていたら横道から見慣れない変な車が出てきた。
屋根の上方に青色のガスマスクみたいなものを乗っけてる。
横目で見ながら通り過ぎたが車の横に何か書いてあって、はっきり読めなかったがどうもGoogle StreetViewらしい。
家に帰ってドライブレコーダの画像を確認すると、やっぱりそうだった。

 以前、茨木県内でGoogle StreetView の撮影車に出くわしたときは目立たない車にミラーボールみたいなのを乗っけていたように思うが、システムが進歩したのかな。そういえばStreetView空白地帯だったうちの周りがいつの間にか埋まっている。家の中を覗かれているみたいで何か気持ち悪い。

 うちの車がStreetViewに再デビューする日は近いかもしれない。

2018年7月6日金曜日

JAVA有償化

 JAVA有償化という話が賑わっているがイマイチ実態が分かりずらい。話が有償化にどう対応するかばかりで、無料で使える範囲の情報が無い。オラクルの代弁者みたいな記事ばかりである。
 JAVAを使った開発を商売にしている企業では影響は甚大かもしれないが、半年ごとにバージョンが上がり旧バージョンのサポートが打ち切られても趣味でアプリを開発している私には痛くもかゆくもない。セキュリティ云々の話はJREの話だろうし、私が開発しているのはネットアプリじゃないので関係ない。私が欲しいのはプラットフォームによらない(オブジェクト指向を含む)強い型付けの構造化言語でグラフィック機能があるもの。
 資産の継承という意味ではOpenJDKという選択肢もあるらしいので、最後はここに逃げ込めば良いんだろう。

 そもそも、JAVAはコンパイラ(javac)と実行環境(java=JVM)から成る。コンパイラ(開発環境)はJAVAで書かれたプログラムをバイトコードというプラットフォームによらない中間言語に翻訳する。これはWindowsでもMACでもLinuxでも同じ機能である。実行環境はバイトコードをプラットフォームに合わせて実行する。これら全体がJDKとして提供され、実行環境のみで良ければJREとして提供されている。
 今回有償化されるのはどの部分か?これが分からない。JDKと書いてある記事もあるしJREも対象であるような記述も見受けられる。

 仕事で使っているNotesは裏でJAVAが動いている。少し前のバージョンは化石のような初期のJAVA 1.47だったように思うし滅多にバージョンアップされなかったが、こんな使い方 はもうできないのだろうか。
 

2018年6月29日金曜日

ゾンビのような OneDrive

 子供が1年ほど前に買ったノートPCがトラブったと持ってきた。

 起動するとSkypeやらOffice365やら幾つかのプログラムがインストール(起動)されているが不完全なまま放り出してある。Office365は金払えと言っているので調べてみると買取契約ではなく年額での支払いが必要なんだ。最初の1年間は無料なのがあざとい。資産が貯まってきた頃に人質にとる、あくどいお試し商法だ。今ではOSに組み込まれているZIP解凍機能まで有料化して使えなくなっているのには驚いた。多分ほとんどの人は騙されるだろうなぁ。携帯の4年契約と同じだ。そのほか使うことも無いソフトが山のようにバンドルされている。このエネルギーや経費は別の方向に使うべきだろう。外国メーカのようにBIOSレベルでの自己診断機能はぜひ備えておいて欲しい。

 で、OSのバージョンを見たらAnniversally Update(1607)で、すでにサポートが切れているのでとりあえず最新のApril2018 Update(1803)まで前に書いた手法で更新した。Core i7なのに1つの更新プログラムのインストールに数時間かかり、それが数回あって初めて1803になる。この作業に12時間くらいかかったかな。
 毎月の定例更新で1GB以上降ってくるうえに半年毎の更新では数GB、おまけにやたら時間がかかる。子供のポータブルWiFiでは無理だったかな。MSはどこまでユーザに負担を強いるんだろう。10分程度なら我慢できるが、何やっているか分からないまま延々と何時間も待たされる。電源管理をデフォルトのままにしているノートPCだとインストール中にスリープモードに入って再起不能に陥る可能性もある。外に持ち出すこともできない。言っている事とやっている事が真逆のように思う、というか個人は相手にしていないのか。夜間にインストールする手もあるが省エネに反するしね。

 で、ふと気になったのがOneDriveである。自分のPCはXPから更新を続けたものなのでドキュメント環境はXPのままWin10になっている。OneDrive等のネットストレージは自分の汗と苦労をMSに人質にとられそうなのでWin10のインストールと同時に削除し、どんなものかも理解していない。

 OneDriveが入ったPCでややこしいのは「ドキュメント」フォルダが2つあること。1つはお決まりの、「C:\ユーザ\<UID>\ドキュメント¥」であるが、OneDriveがインストールされていると 「C:\ユーザ\<UID>\OneDrive\ドキュメント¥」が出来て、こちらがデフォルトになるとともにミラーリングの対象とされるのだろう。
  実際に子供のWin10 Homeを使ってみると、ファイルはデフォルトでOneDriveに保存するように仕組まれている。つまり「PC\ドキュメント¥」の実体はOneDriveの方になっているのである。でも「C:\ユーザ\<UID>\ドキュメント¥」も表示されている。

 不要なのでOneDriveを停止し、アンインストールした。

 するとエクスプローラでの見え方が変わった。「PC\ドキュメント¥」はOneDriveの方になったままである。一方「OneDrive」や「C:\ユーザ\<UID>\ドキュメント¥」はエクスプローラの木表示から消えてしまって「C:\」から見ていかないと辿り着けず実用に耐えない。結局、もっと徹底的にやらないと「C:\ユーザ\<UID>\OneDrive\ドキュメント¥」から抜け出せないことが分かった。
 MSも遅ればせながらMac OSXみたいな仮想化のカラクリを組み込んだんだなぁ、と感じるが、数GBある月例インストーラの重さは如何ともし難い。
 
 ネットワーク共有もデフォルトで有効になっているのも気に入らない。即OFFにした。

2018年6月21日木曜日

暗峠

YouTubeで暗峠を上る動画を見た。

40年近く前、奈良に住んでいた時、当時買ったばかりのナナハンで奈良県側から308号線を挑戦した。当時は今みたいなナビが無いので地図帳を頼りに進んだけど、進むにつれて畑の中のあぜ道みたいになり舗装も無く、道があまりにも酷いのか迷ったかで最後には生駒山の途中で断念した事を思い出す。

動画を見ても、出てくるのは大阪側ばかり。あのとき大阪側から挑戦すれば良かったんだろう。

当時は阪奈道路が有料(オートバイは50円)で100枚か200枚綴りの回数券を買って大阪まで通勤していた。 阪奈道路を通る動画を見ると当時とあまり変わらず懐かしい。奈良県側に今でもある餃子の王将に時々お世話になったのを思い出す。



2018年6月18日月曜日

スパシャン2018、最高!

 車を持っていて普段のメンテで一番困るのが車の汚れ、つまり洗車。若い頃は嬉々として洗車していたが車や自分に年季が入ってくると段々面倒くさくルーズになってくる。簡単に施工できるものは持ちが悪いし、一方高級ワックスを車体に刷り込む体力も無い。艶にも興味ない。
 これまでは市販の濡れた状態で施工できるガラスコーティング剤で定期的に処理していたが、洗車、(鉄粉処理、)表面処理、コーティングと結構時間がかかるうえにコーティング剤が乾く前に拭き取る必要があり晴天の日には施工できないし、またガラスに付着して固化し見苦しくなったり、除去処理が大変だったり、ガラスの処理が別に必要など結構面倒くさくて頭が痛かった。

 1年前に車を買った時に施したコーティングが寿命なのでの再コーティングの時期だよとの知らせがディーラーから届いた。もちろんプロの仕事は完璧だろうが予算がない。一方青空駐車場に停めているので季節によっては1日で埃まみれになったりする。何らかの対策が必要。

 何となくTouTubeを見ていたら スパシャン2018という怪しげな製品を宣伝していた。動画を見ると魔法のように施工できる。車体を洗った後、100倍に薄めて濡れた車体にスポンジで軽く塗るだけ。塗ると同時にみるみる効果が出てサーっと水が引けてくる。塗ったらすぐにたっぷり水をかけて乾く前に余分な成分を流すよう指示されている。ただそれだけ。おまけにボディだけでなくガラスもプラスチックも纏めて面倒見てくれる。

 梅雨前に何とかしたかったので騙されたと思って半信半疑で買ってみた。 マンション住まいなので動画のように水を流しながらの施工はできないが、曇った日なら近所の洗車場でシャワー洗車を止めながら施工できる。

 実際に使ってみるとTouTubeで見た通りで素晴らしい。手で触った感じが塗る前と全然違ってしっかりコーティングされている感じ。良い感じで雨水が流れ落ちてくれる。窓も撥水剤で処理することもなくよく見える。全周カメラもサイドミラーも良く見える。今は湿度が高いので何とも言えないが、冬によくみられる静電気で埃を吸い寄せるような感じや埃がコーティングに取り込まれるような感じもない。今日は雨だったので駐車場まで行って雨上がりの様子を撮ってみた。車を動かせば振動や風で水滴は流れ落ちる。気持ちいい。

 アマゾンで買うと500ml入りが¥7.5K程と高めであるが、1回の使用量が20ml程度なので25回使える。被膜は3か月持つそうなので我が家の2台に毎月施工しても1年持つ。十分である。他のコーティング剤が全く不要になったのもありがたい。余分な洗車道具を捨ててトランクに空きが増えたのもありがたい。
 最初の3回くらいは早めに塗って良い被膜を完成させたい。

 スパシャンと一緒に買った黄ばみ取りヘッドライトクリーナーも軽く施工でき素晴らしい効果だった。理想的なヘッドライトスチーマは個人で買うには高いしね。

2018年5月26日土曜日

ロト6は攻略できるか

 気になってロト6の当選番号を過去1284回分調べてみた。たかだか1284回だから手法としては完璧ではないが試しに各桁の数字の出現回数及び値毎の出現回数の合計値をグラフにすると次のようになる。1番目と6番目の数字はそれぞれ1と43の出現確率が最大になっているように見えるが合計値で見ると個々の数字の出現確率に大きな差は無い。理論値は1/43×6×1284=179回である。
 なお各折れ線のピークを繋げた数は1、10、21、28、35、43である。また出現回数の多い数字は多い順に27、6、38、12、37、20、23、39である。

 グラフがガタガタで真の姿が見えにくいので簡単なプログラムを作って100万回試行してみた(この程度の計算なら私のCore2Duoマシンでも1秒以内で終わる)。
この分布はこれまでのロト6の傾向を裏付けており、各数字の出現回数は1/43×6×100万=14万回あり確率は一定である。一方各桁での出現数にはピークがありの最大値はそれぞれ1、9、18、26、35、43である。

 43個の数字の中から6つを取り出す組み合わせの数43C6は6096454通りあり、1等の当選確率はその逆数であるから数字1組あたり1.64×10^(-7)である。2等はその6倍、3等は6C5/(43C5) = 3.7×10^(-5)、4等は6C4/43C4=1.2×10^(-4)、5等は6C3/43C3 = 1.6×10^(-3)である、たぶん。組み合わせの中では4,5,6,9,10,11と極端に偏った数字が出たこともある(第301回)。

 試しに隣同士の間隔がどれくらいか調べてみた。6つの数字の外側には0と44を置いている。
どこかにピークがあると思っていたがこれを見ると単純減少、隣り合った数字どうしの差は少ない場合が多い。逆に言えば等間隔に割り振られているというよりバラバラな感がある。つまりいくつかの隣接した数字のグループとそれらの間の大きなギャップで構成されているのだろう。シミュレーションしてみると7本の線が1本に重なって見えるのがこれを裏付けている(図は省略)。
 では、ある数が出たとき次回に出た数はどうなっているのか、桁ごとに遷移値をカウントしてみた。1桁目と6桁目は同じ数や隣接する数が出る確率が高かった。
これをシミュレーションしたら次のようになった(線が3本に見えるのは同じカーブが2本ずつ重なっているから)。
 やはり1桁目と6桁目は前回と同じ数が出る確率が高い。そしてそれは1と43、あるいはその近傍。これは何を意味するのか?

 統計的に偏りは無いと分かっていても何らかの手掛かりが欲しいのが人情である。これからもう少し考えてみよう。

 ところでロト6とロト7とあるが、どちらに挑戦すべきなのか? 場合の数は、
  ロト6:43^6 =  6,321,363,049
  ロト7:37^7 = 94,931,877,133
となり10倍以上ロト6の方が確率が高い。やはり私はロト6を買うぞ。

その2に続く

2018年5月24日木曜日

April 2018 Update 千日手

 仕事で管理しているWindows10 1607(Anniversary Update)のサポート期限が4月で切れた。切れる前に1703(Creators Update)か 1709(Fall Creators Update)に更新したかったのだが、これらには新規登録ユーザのスタートメニューが正常に作成されない不具合が出て更新を延期してきた。しかし1607のサポート切れでもう限界だ。
 4月から来るべき1803(April 2018 Update)の発表を待っていたが、5月にずれ込んだ。そして5月9日頃発表になり自宅のPC(複数)にはすんなりインストールでき何も問題はなかった。

 よしこれなら行ける、と思ったのは言うまでもない。早速いくつかのPCにインストールを試みた。

 作業は順調に進んだかに見えた。何回か再起動の後「更新プログラムを構成しています」が55%位まで進んだ辺りで突然「以前のバージョンのWindowsを復元しています」ときた。



 これで数時間が無駄になった。ネットで情報を検索したり、ひょっとしたらセキュリティソフトが悪さしているのかとアンインストールしてみても駄目。ドライバーを最新版に更新しても駄目。ネット情報を頼りにsfcやDISM等での修復を含め色々試すが全くダメ。あちこちのPCで20回ほど挑戦したと思うが毎日長時間同じことを繰り返すばかりで、ドツボにはまってしまった。

 そしてネットで調べると5月18日に更新プログラムKB4103720が発表されていたのを発見。そしてその中身に「更新プログラムが適用されたときに BitLocker が回復モードに切り替わる問題を修正します。 」が密かに潜り込ませてある。要するにインストール中に勝手に復元(回復)スイッチが入ってしまう不具合があったんだ。それならこれまでの現象が理解できる。しかもマイクロソフトはこれを知らん顔して修正したんだ。何てこったい。俺の貴重な時間を返せとマイクロソフトに言いたい。ん十万の損害賠償を求めたいくらいだ。
  ダウンロードしてみるとKB4103720の大きさは1.3GBほどある。そしてその前にKB4132216もインストールしておく必要もある。ややこしい。そしてKB4103720をインストールしても「復元(回復)」され失敗してしまう。
 でも、それを無視して1803をインストールするとあ~ら不思議、旧バージョンに復元されることもなく1803になってしまった。メデタシメデタシ。

 だがこれで終わりではない。よく使う「電卓」が無くなっている。 ストアから調達する手もあるだろうが仕事で使うPCにストアへのアクセスは許可できない。試しにDOS窓でcalcと叩いてみると以前のように電卓を起動できるから単にメニューから消されただけ。それなら復活できる・・・。


2018年5月15日火曜日

自作クローニングケーブルにダイオードが必要な理由

 自作クローニングケーブルを紹介しているBLOG等をいくつか見かけますが、内容に怪しい点があるものがあるので、改めて基本的な考え方を説明します。

 次図はネットで拾ったIC-R6の回路図のCI-Vインターフェイス部分です。CI-Vは1対1のインターフェイスではなく初期のイーサネット(10BASE5)で使われたような多重アクセス/衝突検出(MA/CD)的な考え方で作られており、1本の信号線を共有して数台を並列に接続できるように考えられています。各装置はランダムに送信を行います。当然起こる信号の衝突はソフト的に検出・再送することで解決するように考えられています。
 次図ではCI-V信号はQ503(E-B間)や抵抗(R504)を通じてH(3.3V)にプルアップされているとともに、TXD信号でトランジスタスイッチ(Q504)をONにすることでL(0V)に落とすようになっています。並列に接続された複数台の何れかの1台がLの信号を出せばCI-Vの信号はLになる、いわゆるWired-ORという初期PCのバスに使われていた接続法で、この回路のCI-V信号を並列に何台繋いでも電気的に問題は起きません。

一方、FT232RLなどの一般的なシリアルインターフェイスICの出力(TXD)は次図のQ1とQ2(何れもFET)のように構成され、Q1でH側、Q2でL側に引っ張るようにできています。もちろんQ1とQ2は同時にONにはならず、信号によってどちらかがON、他方がOFFになりHまたはLが出力されます。この回路は並列接続を行うようには考えられていません。
 これとIC-R6とを直接接続したのが次の回路図です。
  IC-R6とクローニングケーブルはそれぞれ独立に信号を出すので、各々がHかLを出すとすれば4通りの組み合わせが考えられます。そのなかで問題になるのはIC-R6がL、クローニングケーブルがHの信号を出そうとするときで、赤点線で示したようにQ1,Q504で構成される電源~接地を直結するルートが構成され過大な電流が流れる可能性があります。この時CI-Vの信号(電圧)は不安定な状態になります。
 私の使っているFT234Xの場合Q1,Q2はFETでドライブ能力は十数mA程度ですがQ504の2SC4738は100mA以上電流が流せるので相対的にQ504が強く、このままでも見かけ上動くかもしれません。一方Q1のドライブ能力が高いICを使うとLでもCI-Vの電圧が十分下がりきらずエラーが多発したり通信できないかもしれません。
   これを防ぐために、次図のようにダイオード(D1)を入れてQ1-Q504の直結ルートを防ぎWired-OR接続に変えます。つまり実質的にQ1が機能しないようにするわけです。またQ2がON時にCI-V信号のLの電圧を低く抑えるためD1には順方向電圧降下の少ないショットキーバリヤーダイオードを使うのが望ましいです。このときQ1の代わりにR1を入れてCI-Vをプルアップしノイズマージンを稼ぎます(無くても動く場合が多いでしょう)。

 
  
このようにすることでCI-Vインターフェイスを正常に機能させることが出来ます。またIC-R6の並列接続にも耐えられるようになります。もし クローニングケーブルを自作したけどエラーが多発する場合や上手く機能しない場合はD1、R1を入れてみてください。
 なおクローニングケーブル側に用いられる電圧ですが、USBからは5Vが供給されますが、RS-232Cに使われる電圧は5Vの場合と3.3Vあるいはその他の電圧が設定できる場合もあります(以前は標準的な5Vがそのまま用いられていましたが現在は3.3Vの場合が多いようです)。一方インターフェイスICのRXDの閾値はC-MOSのように電源電圧の半分の場合とTTLのように1.5V位の場合があります。汎用性という意味では3.3Vであれば両方に対応できます。私の使っているFT232xやFT234XではUSBから供給される5VをIC内部で3.3Vに落として使っているとうです。この場合は出力がC-MOSコンパチ、入力がTTLコンパチでノイズマージンが大きくなります。


 そこで1つ気になるのはR1のプルアップに5Vしか取れない場合でインターフェイスICのRS-232c電源に内部で生成した+3.3Vを使っている場合です。この場合CI-VがHの状態ではQ1には逆方向に電圧がかかることになります。私は自己責任でこのままの状態で使っていますし秋月のFT234Xの基板にはI/O=3.3V(5V tolerant)と書いてありますので問題ないと思います。気になる方はR1に直列に2~3個のシリコンダイオードを入れて電圧を落としてください。あるいはR1は無くても動くかもしれません。

2018年3月10日土曜日

LT-R6 on macOS High Sierra

JAVA9の話を聞いてから、ムズムズとやる気が出始めた。
ぼちぼち始めるか。

そこで、先ず新しいMACを攻める必要がある・・・とヤフオクに走った。
手頃な MacBook Air (2014モデル)が手頃な値段で手に入った。
OSは10.10(Yosemite)だが、無料で最新の10.13(High Sierra)にアップグレードできる。
8ビット時代からPCを作ったり使っているが、ギンギンにCPUパワーを使うわけでもなく、ストレージも適当にあれば良いので中古で十分である。

とりあえずLT-R6(Ver 0.21)を最新のmacOS XであるHigh Sierraに乗せてみた。
最近Macは使っていなかったので少し勝手が違ったてやたらとパスワードを聞かれたがインストールは何とかなった。
icfファイルのアイコンが違うのとアプリケーションの名前がLtr6MainとJAVAのクラス名で表示されているが、jSSC共々一応動くようである。
jSSCを入れるとCI-Vも使えた。

今はまだJAVA8だが、JAVA9やJAVA10への準備を少しずつ進めている・・・つもり。

2018年2月19日月曜日

FireFoxが超重い

最近、FireFoxを立ち上げたまま暫く離れていると最初はこんな状態でスカスカ動いていたのが、
戻った時には、いつの間にかWindowsがほぼ固まったような状態になっていることが多い。実際、 タスクマネージャーを見てみるとこんな風になってる。
これはまだ動いているから良いほうで、これを超えるとSwappingが始まりディスクの使用率が100%になって固まった状態になっていることもある。
で、どいつがメモリーを消費しているか調べると犯人はFireFox(58.0.2)だ。
普段はあまりメモリーを食わないFireFoxだが、いったいこれはどうなっているんだ?
この大食いのプロセスを強制終了させると、やがてSwappingが解消しWindowsが普段通り動き始める。

ネットで検索しても、FireFoxが重くなるという現象は結構話題になっている。
誰か何とかしてくれよ。




2018年1月29日月曜日

悪魔のKB4056890

週明けの今日、管理している50台ほどのWindowsPCのうち6台ほどにスタートアップの修復が走り、そして立ち上がらなくなった(その後も何台か発生)。ネットの情報をもとに半日かかってブートやBCD領域の修復を試みるが全くダメ。Windows自体が壊れているようだ。Microsoftのサポートでもここまでやってダメならクリーンインストールしろと書いてある。

そこでまだ元気なWindowsPCから手順書に従ってイメージを採取し、立ち上がらなくなったPCを上書きした。 そしてセキュリティ対策にSEPをインストールする、が出来ない。途中でエラーとなりインストールが出来ないのだ。再起動しろ等々のメッセージが出るが、やってもどうにもならない。アンインストールもエラーとなり途方に暮れた(そもそもインストールが完了していないのだ)。

そこでふと思い当たった。1月4日付けのWindowsアップデートモジュールがSEPと相性が悪かったことを。その疫病神(更新プログラム)をKB4056890といいい、これをインストールするとSEPの定義ファイルが更新できなくなるのだ。このモジュールは既にアンインストールした筈である。

改めてPCの更新履歴を見てみると、削除した筈なのに何とインストールされている。何てこったい、どうなってるんだ???除霊ができていない。

とにかく疫病神をアンインストールするとSEPが何事も無かったように動き始めた。

どうも腑に落ちないので更新を拒否した筈のWSUS(WindowsUpdate中継サーバ)を覗いてみるといつの間にか疫病神が復活している???取り合えず更新を再拒否。
しかし、いったいどうなっているんだろうねぇ。 サッパリ分からない。

たぶん 疫病神をインストール後再起動で立ち上がらなくなるんだろう。
再起動を止めておけば何とか使えるだろう、当分。

(その後)
すでに疫病神に侵され動かなくなったPCの他に作業中に動かなくなったPCも出た壮絶な状況であった。
 疫病神に効く解毒剤(KB4057142)があることが分かり適用中。作業中に分かったことだが、初期症状としてはマウスが動かない、ネットに繋がらないなどがあった。この段階で適切に解毒すればOK。
不思議なことにすでに解毒済みのPCが1台あって、どこから降ってきたんだろうか。
また入院中だったPCは疫病神の難を逃れ退院後すぐに免疫を獲得した。

あすはまだ検疫の作業が続く。

(その後2)
PCは仕事の片手間に分担業務としてやっているわけで何か問題が表面化しなければ特にやる事も無いはずだが今回は結構トラぶっている。この問題を調べているうちに思わぬ伏兵を発見した。 WSUSにはカタログサイズが2GB!!を超えると大きさ0と報告してしまうバグがあったのだ。その結果、ある時から更新プログラムが適用されない事になってしまった。それが1月の中旬。さあて、どうやってこれを退治しようか。



2018年1月24日水曜日

LT-R6 in JAVA9

何気なく昨年9月に発表されたJAVA9の説明を読んでいたら「Platform-Specific Desktop Feature」という機能が追加されていることが分かった。これまで実現できなかったOS X のDesktop環境とのAPIが使えるらしい。おお、LT-R6はこれを待っていたんだ。これでMACの普通のアプリとして機能できる。
 
この機能はjava.awt.Desktopクラスとして実装されているらしい。ぼちぼちJAVA9も安定するだろうからLT-R6のバージョンアップを考えるか。

しかし整理すべき点、変更点が多そうだから途中で挫折しなければ良いのだが。

・・・さらに調べると、JAVAはWindows10みたいにこの先半年毎にバージョンアップするらしい。 JAVA9は昨年9月に出たばかりだが次のバージョンは3月に出るJAVA18.3だとか。

こんなに頻繁にアップするのなら、やり方を考え直さないとね。

そんなこんなしているうちに米国Amazonに発注していた本が届いた。
 厚さは6cm超だ。残念ながら読む前に次のバージョンが出そう。
肝心のApplicationクラスはjavafxパッケージの中にある。やっぱりjavafxもやらんといかんのかなぁ?LT-R6のswingはどの程度残せるのか?心配だ、全面書き換えにならないことを祈る。




2018年1月14日日曜日

実は怖い「お得な契約更新」

定期的に訪れるセキュリティソフトの契約更新、いつの間にか契約内容がビジネスモデルに組み込まれ高い契約になっている事があるから要注意。

私の場合、知らぬ間に使いもしないサポート契約の付いているセキュリティソフトを使っていた。そして3年目の更新案内が半年前から届き始めた。

Amazonで新規の値段を調べると私の会員割引による更新より3割も安く売っている。契約の違いを細かく調べるとサポート無しになっている。サポートなんて受けた事無いし無駄に金払っていたんだ。会社のHPを見てもサポート無しの製品がある。

しかし私の更新案内をいくら調べても サポート無しには契約変更できない。会員ページを見ても契約更新は同じ内容で1年、2年、3年契約しか選べない。

 仕方がないのでサポート無しの3年契約をネットから新規購入した。

旧契約が切れた後で新契約のIDをセットしようとしたが、旧IDが残っており新IDをセットできない。仕方がないので一旦アンインストールしてインストールし直した。これでとりあえずIDはセットできた。

次にソフトをアクティベートしようとしたができない。
会員情報と契約内容がメーカーのサーバに残っていて違うIDは受け付けないようだ。
 これも別の電話番号やメールアドレスを使って別人で登録することで回避できた。

こんな感じでビジネスモデルと違うことをやろうとすると色々な網が仕掛けられており、それを掻い潜るのは容易ではない。本当に疲れる。

そもそもセキュリティソフトが必要なOSは欠陥製品じゃないの、と叫びたくなる。

(その後)
旧契約の終了後もすでに2回契約案内が届いている。何なんだろうねぇ。