2017年11月26日日曜日

W245のドアミラーのウィンカ修理

カミさんが10年乗ってきた車でウインカーのカチカチが急に早くなったとの連絡。ん~昔の経験だと確か電球の玉が切れると早くなったような。バイメタルスイッチのヒータの発熱が少なくなる性か。

電球光ってる?調べてみて。・・・ドアミラーのウインカが切れてるみたい。
え~?ドアミラーのウインカってLEDだよな~。玉切れは無いし、断線か?。
でも今どきの車はコンピュータ制御だから早くなる訳無いしな~。

家に帰って実車を見てみると、確かにカチカチ音は2倍くらい早くなっているが実際のウィンカの点滅速度は音と関係なく従来と変わらない。
そうか、音だけ早くなるのはエラー警告のためか。
可倒式ミラーを触っているうちに直ることもあるから半断線だ。
1日何回もミラーを広げたり畳んだりしているから10年も経つと断線するよな~。


ディーラーに出すとアセンブリ丸ごと交換で多分10諭吉コースかな~。
年明けには車検だしな~、どげんかせんといかん。

オークションに1.5諭吉くらいで新品が出ていたが大陸製らしいので遠慮する。安く上げて後で泣きたくない。大陸製は大陸発送で納期が数週間かかるのもあるが、最近は売れるとなると国内発送に切り替わり見分けがつきにくいので要注意。


じゃあ自分でやるか、という事で二日間格闘しました。
こういう場合に一番困るのは分解。車の分解は知恵の輪になっているから取っ掛かりを見つけるのが大変。下手すると壊すし(今まで何回やったことか)。そんなハードルが1ステップ進むごとにある。ネットで良い情報があれば幸いなんだけど。1回わかるとあとは簡単なんだけど大抵二度目は無いからね。
あと、人や障害物に当たった時倒れるように強いバネが仕込んであって、これを外さないと修理できなかった。下手すると怪我しそうなくらいの力仕事が必要だった。そして折り畳んだり広げたりする必要もあって、モータを動かすために12Vくらいの電源が必要だった。

ドアミラーは9本の線でドア内の基板と繋がっている。そのコネクタがこれ。9本の内訳を調べたら、3本がミラーの傾き調整(水平、垂直、コモン)、2本がミラーのヒーター、2本がウィンカー、2本が折りたたみモーター(展開・折りたたみで逆極性にする、ミラーも同様)。

で、最初は切れた線だけ張りなおす予定だったんだけどヤバい線が何本かあり、結局ミラーの可倒で金属疲労をおこしてそうな全7本を張りなおしました。

必要な工具類ではトルクスのレンチ、テスター、半田ごて、電線、動作確認や分解するときモーターを動かすための12Vの電源装置、熱収縮チューブ、テープなどなど。
駐車場と自宅が離れているので何回か往復したしね。

丸二日かかった割には写真を撮る余裕がなかったので、見栄えの良いBLOGにはなりませんでした。

追伸:ウインカーが玉切れ等の原因で高速点滅するのを「ハイフラ」と言うんですね。知らなかった・・・。