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2016年11月4日金曜日

遅ればせながらGP-IB


最近Agilentの82357BというUSB-GPIBインターフェイスの新品が安くオークションに出ている。値段には大凡3段階あり最安値が13K円超程度で即決、配送が中国からと思われ2週間程度かかる。
次が18K円程度で モデルが82357Aと古く転送速度がやや遅いが国内業者が扱っている。高いのは20K円以上で色々あり、以前ならこれらが普通の値段、しかも中古で。

最安値のものは即決ながらかなり怪しくて、注目しているが 殆ど応札がない。純正新品と書いてあるが私を含め誰も信用していないようだ。

そんなオークションを注目しているうちに、ふとしたことでAmazonでも同じ値段でプライム商品として売っていることを発見、即納だったので買ってみた。

 届いた箱はAgilentの名前が印刷されてあり、それっぽい。マレーシア製だ。

箱にはシリアルナンバーのシールが貼ってあるが、その上から並行輸入品のシールが被せてありシリアルナンバーは確認出来ない。 剥がしてみるとシリアルナンバー出てきた。


 箱は、ISO9001認定、最終検査済み、らしきシールで封印されている。

同封の書類「検査証明書」みたいな物は2009年11月の日付の書式の乱れやスペルミスがあるデタラメな英語と内容で、シリアルナンバーや担当者のサインも無い紙屑。

同封のCDも雑なラミネート包装のコピー品みたいだ・・・バージョンも2世代古い、日本語も書いてある。そもそもAgilentとなっておりKeysightになる前の物、2009年頃の物らしい。でも、最新のソフトがKeysightからダウンロードできるので問題は無い。

密封されずジップパックに入ってきた本体もそれらしく出来上がっているがシリアルナンバーは箱のものと違い胡散臭い。USBケーブルも市販品みたいなのを使っているが、そうだという確固たる証拠は無い。タグも付いていないしねぇ。

で、問題の本体の動作だが、単体では普通の動作に見える。 Keysightからダウンロードしたソフトがオークションで入手した手持ちの測定器類に年代的に対応していないようで、というより新しい測定器しか相手にしていないようで、測定器を繋いでも物によって反応があったり無かったり。例えば33120AだとちゃんとIDが返ってくるが、IDを返さない物もある。経験が無いのでまともに動いているのか判断できない。
直接VBAでソフトを書く必要があるのかなぁ。

もう少し進んだらレポートします。

P.S.
検査証明書に書いてあった検査担当者の名前を検索したらマレーシア大学卒で以前マレーシアのAgilent Technologiesに勤めていた人のFacebookがヒットした。証明書は英語が分からない人が本物を打ち直したのかな。

Amazonではこの商品がどんどん値上がりしている(最初に見たときは\12Kだった)。売れているのかな? アメリカ発送品まで出てきた。



2015年6月13日土曜日

33120aが771だったとき(その4)

 第一回目の較正に納得できなかったので、再度挑戦することにした。

 マニュアルによると、出力アンプの周波数特性を改善する調整があるとのことで、さっそくケースから本体を取り出して出力段のACバランスの調整を行う。DMMを見ながらテストポイントの値を5mV以下に調整するんだけど、どうやっても7.9mV迄しか下がらない。
 どこかおかしい。基板をよく見ると、ん?トランジスターを交換した痕跡が2カ所ある。配線図で確認すると対になっているPNPとNPNを両方とも交換している。

おまけに交換後にフラックスを清掃していない。開けたついでの、ものは試しと清掃してみると、何とバランスが基準内の4.7mVまで下がっている。

やったね。

しかし、この程度で変わるとは、やっぱり測定器は精密機械なんだね。
再び較正すると、こんどは周波数補正もちゃんとできた。

やはり三角波やランプ波の実効値には不安があるけど、まぁとりあえず当面これで良しとしよう。

そう、較正を途中で止めるとやっぱりERROR表示になった。較正は時間かかるけど一気にやらないとね。



2015年6月12日金曜日

33120aが771だったとき(その3)

 とりあえず33120aの較正にトライしてみた。較正には真の実効値が計れる測定器が要るんで、オシロの計測機能を使ってみたけど数字が安定しないし桁数も不十分。手持ちのDMM(R6441A)じゃあ三角波や方形波の実効値は計れないしなぁ。
 周波数特性の較正がうまく行かなかったけど較正データを書き込んだらエラーが消えた。
他にやることもあるし、とりあえず今日の所はこれで良しとしよう。

2015年6月7日日曜日

33120aが771だったとき(その2)

較正データのチェックサムエラーは、ハードエラーでない限り再較正で直るようだ。

フラッシュメモリーには較正の回数が記録されている。
マニュアルには2年に1回は較正するように書いてあり、較正記録が5回だからこれまでちゃんと管理されてたのだろうと思っていたが、マニュアルをよく読むと、フルセットの較正を1回行うと記録は86回ほど増えるらしい(較正ポイントを書き込む毎に1ずつ増える)。

と言うことは、これまで較正されたことはなく、5回ほど試して失敗したってことか。
或いはフラッシュメモリーが異常なのか。

 う~ん、暇になったら試しに較正するしかないね。

2015年6月4日木曜日

33120aが771だったとき(その1)

念願のAgilent 33120aをオークションで手に入れた。
電源を入れてパネルを見るとセルフテストはパスするんだけどERRORの表示が残ってる。



オシロで見ると波形はちゃんと出てるし、アマチュア的には問題無いんだけどね。
数MHzを超えると振幅が少し減る傾向なのが気になるくらい。

エラー記録を表示させたら771とかで、マニュアルを見ると較正データのチェックサムエラーらしい。

配線図を調べるとAM29F010というフラッシュメモリーに入っているデータの異常という事になる。


さあ、この先どうしようか。