2015年10月29日木曜日

ジャン測・・・ですか

老後の楽しみにと、1年ほど前からオークションで較正切れの中古測定器を漁ってますが、世間ではジャン測って言うみたいね。
新品はとても買えないし、ある程度の測定器なら小遣いで買えるレベルだし。
元々若い頃からオシロを持つのが夢だったんで、老後の趣味に丁度良いんだよね。

似たような人は多いみたいで、ジャン測で検索をかけるといっぱい出てきます。
ただ、スペアナとかベクトルネットワークアナライザなどの大物は置き場所がないので私には無理ですが。

ハムの方ではスプリアスの規定が厳しくなるみたいで、正規の測定器の需要も増えそうで、煽りを受けた買い換え需要でこれから先には無線機や測定器が色々出てくるんでしょうねぇ。しかし私みたいに細々とやってる場合は、ジャン測では書類が作れないのでQRTも考えなくてはいけない。

昨日落札したジャン測は本日発送されたので土曜日には届くでしょう。 中を開ける楽しみは子供の頃から変わらない。だから止められない。

2015年10月12日月曜日

SONY XC-711 の復活は可能か(その1)

オークションでSONYのXC-711というテレビカメラを格安で落札したんだけど、接続用のコネクタがプロ規格。落札価格より高いコネクタを別途調達する羽目に。
それで電源を加えられるようになったんだけど映像信号が出てこない。

まあ、破格値だからこれくらいはあり得る、ということでバラしてみた。
色々調べると、12V以外電圧が全くかかっていない。シールドケースに包まれた電源ユニットが怪しい。
本体(マザーボード)から外し接着剤や半田を取り除いてバラしてみるとこんな感じ(10円玉は大きさの比較のため)。
 
で、更に調べると、スイッチングレギュレータの小さな制御部分が怪しい。
 ここまで来ると、老眼ではよく見えないが何とか配線図を起こして修理せねば。正体不明のチップ半導体が足かせになりそう。

なお、全体はこんな感じで電源以外でも10枚の基板に部品がぎっしり。結構濃いです。
修理できたら何に使おうか?どれくらいのレンズが付いているか判らないので、復活してからですね。

2015年10月11日日曜日

サブナノ秒の簡単パルスジェネレータに挑戦(その4)

簡単パルスジェネレータを箱(タカチのUC8-3-6AAだと思います)に入れました。こんな感じ。

内部は、
底の基板は高圧発生部で、部品の都合で125V位出ています。パルス発生部はBNCコネクタのすぐ裏にコンパクトに纏めています。
 波形が歪んでいるのは一部に炭素皮膜抵抗を使っていてインダクタンス分があるからからでしょうね。チップ抵抗が入手できたら交換します。

観測されたパルス幅は1.5ns程度ですが、オシロスコープの帯域が500MHzなので鈍って観測されています。実際はもっと鋭いハズ。・・・どうやったら測定できるのか。