週明けの今日、管理している50台ほどのWindowsPCのうち6台ほどにスタートアップの修復が走り、そして立ち上がらなくなった(その後も何台か発生)。ネットの情報をもとに半日かかってブートやBCD領域の修復を試みるが全くダメ。Windows自体が壊れているようだ。Microsoftのサポートでもここまでやってダメならクリーンインストールしろと書いてある。
そこでまだ元気なWindowsPCから手順書に従ってイメージを採取し、立ち上がらなくなったPCを上書きした。 そしてセキュリティ対策にSEPをインストールする、が出来ない。途中でエラーとなりインストールが出来ないのだ。再起動しろ等々のメッセージが出るが、やってもどうにもならない。アンインストールもエラーとなり途方に暮れた(そもそもインストールが完了していないのだ)。
そこでふと思い当たった。1月4日付けのWindowsアップデートモジュールがSEPと相性が悪かったことを。その疫病神(更新プログラム)をKB4056890といいい、これをインストールするとSEPの定義ファイルが更新できなくなるのだ。このモジュールは既にアンインストールした筈である。
改めてPCの更新履歴を見てみると、削除した筈なのに何とインストールされている。何てこったい、どうなってるんだ???除霊ができていない。
とにかく疫病神をアンインストールするとSEPが何事も無かったように動き始めた。
どうも腑に落ちないので更新を拒否した筈のWSUS(WindowsUpdate中継サーバ)を覗いてみるといつの間にか疫病神が復活している???取り合えず更新を再拒否。
しかし、いったいどうなっているんだろうねぇ。 サッパリ分からない。
たぶん 疫病神をインストール後再起動で立ち上がらなくなるんだろう。
再起動を止めておけば何とか使えるだろう、当分。
(その後)
すでに疫病神に侵され動かなくなったPCの他に作業中に動かなくなったPCも出た壮絶な状況であった。
疫病神に効く解毒剤(KB4057142)があることが分かり適用中。作業中に分かったことだが、初期症状としてはマウスが動かない、ネットに繋がらないなどがあった。この段階で適切に解毒すればOK。
不思議なことにすでに解毒済みのPCが1台あって、どこから降ってきたんだろうか。
また入院中だったPCは疫病神の難を逃れ退院後すぐに免疫を獲得した。
あすはまだ検疫の作業が続く。
(その後2)
PCは仕事の片手間に分担業務としてやっているわけで何か問題が表面化しなければ特にやる事も無いはずだが今回は結構トラぶっている。この問題を調べているうちに思わぬ伏兵を発見した。 WSUSにはカタログサイズが2GB!!を超えると大きさ0と報告してしまうバグがあったのだ。その結果、ある時から更新プログラムが適用されない事になってしまった。それが1月の中旬。さあて、どうやってこれを退治しようか。
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