2018年5月24日木曜日

April 2018 Update 千日手

 仕事で管理しているWindows10 1607(Anniversary Update)のサポート期限が4月で切れた。切れる前に1703(Creators Update)か 1709(Fall Creators Update)に更新したかったのだが、これらには新規登録ユーザのスタートメニューが正常に作成されない不具合が出て更新を延期してきた。しかし1607のサポート切れでもう限界だ。
 4月から来るべき1803(April 2018 Update)の発表を待っていたが、5月にずれ込んだ。そして5月9日頃発表になり自宅のPC(複数)にはすんなりインストールでき何も問題はなかった。

 よしこれなら行ける、と思ったのは言うまでもない。早速いくつかのPCにインストールを試みた。

 作業は順調に進んだかに見えた。何回か再起動の後「更新プログラムを構成しています」が55%位まで進んだ辺りで突然「以前のバージョンのWindowsを復元しています」ときた。



 これで数時間が無駄になった。ネットで情報を検索したり、ひょっとしたらセキュリティソフトが悪さしているのかとアンインストールしてみても駄目。ドライバーを最新版に更新しても駄目。ネット情報を頼りにsfcやDISM等での修復を含め色々試すが全くダメ。あちこちのPCで20回ほど挑戦したと思うが毎日長時間同じことを繰り返すばかりで、ドツボにはまってしまった。

 そしてネットで調べると5月18日に更新プログラムKB4103720が発表されていたのを発見。そしてその中身に「更新プログラムが適用されたときに BitLocker が回復モードに切り替わる問題を修正します。 」が密かに潜り込ませてある。要するにインストール中に勝手に復元(回復)スイッチが入ってしまう不具合があったんだ。それならこれまでの現象が理解できる。しかもマイクロソフトはこれを知らん顔して修正したんだ。何てこったい。俺の貴重な時間を返せとマイクロソフトに言いたい。ん十万の損害賠償を求めたいくらいだ。
  ダウンロードしてみるとKB4103720の大きさは1.3GBほどある。そしてその前にKB4132216もインストールしておく必要もある。ややこしい。そしてKB4103720をインストールしても「復元(回復)」され失敗してしまう。
 でも、それを無視して1803をインストールするとあ~ら不思議、旧バージョンに復元されることもなく1803になってしまった。メデタシメデタシ。

 だがこれで終わりではない。よく使う「電卓」が無くなっている。 ストアから調達する手もあるだろうが仕事で使うPCにストアへのアクセスは許可できない。試しにDOS窓でcalcと叩いてみると以前のように電卓を起動できるから単にメニューから消されただけ。それなら復活できる・・・。


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