とりあえず、手持ち部品を使ってバラックで組み立てて動かしてみた。回路はこんな感じで、あり合わせの手持ち部品で作ったので値は適当になっている。
電子雪崩に必要な90VはLinearTechのLT1073が無いのでTL497Aを使って5V供給で作った。ダイオードは名前も分からない電源用のもの。
で、テストをしてみてとんでもない事実に気がついた。100MHzのアナログオシロでは波形が見えない(プローブを使った場合)。
上がコレクタ電圧で、のこぎり状になっているから電子雪崩を起こしていることは明白なんだけど、下の出力が全く見えない。オシロをデジタルモードにしてみると何とかパルスが出ているのが見える。でも振幅が足りない。
そこで500MHzのデジタルオシロ(DPOモード)で見てみると、さすがに綺麗に見える。結構ジッターがあるけど(これもプローブ観測)。
試しに、これを使って同軸ケーブルの反射を見てみました。 意外と綺麗に出ますね。
この写真は長さ5M位の5D-2Vを終端解放した場合。終端を短絡すると反射波がマイナス側に出ます。
500MHzのデジタルオシロで見たパルスは2ns、20V程度.。だけど本当はもっと細く高いハズ。残念ながらデモ用に準備できる測定器ではここまで見えないな~。 ということで、これで十分なので挑戦はここまでにしておこう。
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