2021年11月11日木曜日

ソーラー・ガーデン・ライトにLED2色を搭載する

 以前ジャック・オ・ランタンに赤色LEDを2個直列に搭載した。赤色LEDはVfが1.8V程度と低く、特性の揃ったLEDを2個直列にしても見かけ上のVfが3.6V程度になるだけなので問題は生じない。並列に繋いでも良さそうだが電流が2倍になるので電池の消耗が早くなりそうである(試してない)。

一方色の異なるLEDはVfも異なるため、これらを並列に繋いでもVfの低い方だけが光る事になる。これを防ぐため直列に繋ぎ同一の電流を流してやる必要がある。

元々明るい紫を作りたかったが秋月で入手できるLEDは無かった。そこで赤と青を組み合わせてて紫を作ってみた。秋月には2色入りのLEDも売っているが内部接続がアノード・コモンやカソード・コモンになっており直列接続としては使えないので2色別々のLEDを組み合わせた。青色LEDのVfは2.6V位あるため赤との合成Vfは4.4Vになる。使うLEDは5mmΦでは場所的に大きすぎるので3mmΦのものを使った。

 

実際に作ってみると紫も見えるが青と赤が混在したギラギラした感じで紫単色より良い感じである。


これに味をしめて赤と緑の組み合わせも作ってみた。緑色のVfは2.8V位あるため合成Vfは4.6Vになる。そこでD2には5.1Vの物を使った。

緑がやたら明るく見えるが、それは手持ちのスモークLEDを使ったので水平方向の散乱が強いためである。 

2つの2色ガーデンライトを並べてみた。写真では色が十分表現できないようだ。


なお光の3原色のうち青と緑の組み合わせは試していないが、これは青緑の明るいLEDが既にあるからである(信号機の青として使われている)。


0 件のコメント:

コメントを投稿