2015年11月13日金曜日

SONY XC-711 の復活は可能か(その2)

電源ユニットの症状を調べると、SWレギュレータの起動によく失敗することが分かった。逆に言えば時々成功する訳である。

原因究明は後に回し、とりあえず電源ユニットを元に戻してカメラを起動してみた。

ノイズレベルの高い(黒であるべき場所があまり黒くならない)画像が表示された。しかも電源ユニットを触ってみると部品が火傷するレベルまで熱くなっている。インダクタや電解コンデンサも熱くなっているし、これじゃ復旧できても電解コンデンサが持たない。

そうこうしているうちに電源が落ち、二度と起動できなくなった。調べてみるとバックパネルに付いている基板の表面実装タイプのヒューズが飛んでいる。どうも、どこかに過電流が流れているみたいね。

その後ヒューズを調達し、様子を調べ始めた。電源は12Vで0.7A位流れている。時間とともに徐々に増加するので短時間の診断で済ませる必要がある。電解コンデンサがやけに熱くなってるなぁ。

とりあえず怪しい電解コンデンサ5個を手持ちの適当なものに交換してみると、消費電流も0.45A程度に落ち着き、発熱も無くなった。そうか、ケミコンがやられていたのか。とりあえずこれで良いみたい。

今度秋葉原へ行くときに買ってこよう。

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