2016年2月12日金曜日

Raspberry Piで IC-R6 を編集 ( LT-R6 を Linux に乗せる)


 LT-R6をLinuxに乗せるべく Raspberry Pi  2 を購入した。
 たばこ箱大の小さなコンピュータであるが、思っていた以上に小さい。仕様を見るとこれでも 4-Core 900MHz、1GB RAM と本格的である。SDカードにメモリーイメージを書き込みPiにセットしてディスプレイ、キーボード、マウスを繋いで電源ON、これで立ち上がる。

 JAVAをインストールし、SDカードでLT-R6をコピーして起動したら、少しの修正でちゃんと動いた。JAVAの強みだね。
 動きが重たいのはご愛敬。

 Raspbian(Raspberry Pi 版Debian-Linux)は秋月のUSBシリアル変換モジュール(FTDI社のチップを使用)を認識しシリアルポートを開いてくれる。jSSCライブラリーを入れてCI-V通信も大丈夫だった。
 またUSB-シリアル変換ケーブルを使わなくてもRaspberry Piはシリアルポートを持っているので、これを使って直接CI-V通信も可能だろう(そのうち結果をレポートします)。


 立ち上がりでCI-Vがもたつく事もあるが、その後はダウンロードもOK。そのファイルをWindowsに移しCS-R6に読ませてみてみたら、改行コードが違うのにCS-R6は読み込むことができた。
 ただ、日本語文字コードには問題があるかもしれない。

 しかしNetの情報では開発環境(eclipse)を入れても重たくて使えなそうだが、どうする。


 その後・・・
 何と、もう Raspberry Pi 3 が発売されたとか。値段はPi 2 と同じ。おまけにCPUが64bitで能力も高く、Wi-Fi とか Bluetooth も内蔵なのは素晴らしい。一方電源が2A以上の大飯喰らい。
 ちょっと心配なのはmicroUSBソケットで電源を供給すること。あのコネクタで2Aはきつい。電源の供給方法を変えた方が良いと思うのは私だけだろうか。

その後・・・
 jSSCライブラリーを扱いやすい場所に置けないか、あれこれ試したんだけどうまく行かない。 色々調べた結果JAVA-VMの仕様では-jarオプションがあるとCLASSPATH環境変数や-classpathオプションを全て無視する事が分かった。
 そうと分かればやることは簡単。-jarを止めて全て-classpathにしてやれば良いし、その場合mainのクラスを別途指定すればよい。これを組み込んで配布しよう。


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