2023年2月13日月曜日

改造ソーラーライトのLED別必要パーツ

 これまでのソーラーライトのキャンドル化のBLOGでは明確に書かなかったが市販のLEDには幾つかのタイプがある。そこで改造ソーラーライトを組み立てるうえで必要な情報について改めて説明する。

 改造ソーラーライトで追加する回路は次のような構成になっている。

 このなかでD1は前段のソーラーライト用IC(IC1)で作られるパルスを整流して直流に変換する為のものである。D1には順方向電圧降下の少ないショットキーダイオードを使う事が望ましいが普通のダイオードでも動作する。このパルスは100~300Kパルス/秒とかなり高い周波数なのでC1とC2を使って平滑化する。このときC2に使う電解コンデンサの高周波特性は良くないため(積層セラミックコンデンサなど)高周波特性の良いC1を追加して高周波成分を取り除く。C1、C2の値はシビアではないので適当に選べばよい。D2のツエナーダイオードはD1、C1、C2で作成される直流電圧が(LED1が消灯している等の無負荷状態のとき5)IC2やLED1の定格電圧5Vを超えないように保護する為である。IC1の出力端子の定格電圧は不明であるが元々LEDを駆動するための出力なのでせいぜい5V程度に抑えるべきと考えられ、D2はIC1を保護する役目も併せ持つ。

 これらを纏めると次表のようになる。


 この表でSはIC2を実装せず1-2番端子間を短絡(ショート)する事を表す。×印は機能上不要であるが有っても構わない。


0 件のコメント:

コメントを投稿