その後・・・
このパルスジェネレータは2つの部分から構成されている。
1)電子雪崩を起こさせるために高圧発生部
2)電子雪崩によりパルスを発生させる部分
電子雪崩を起こしパルスを発生させる回路は簡単だ。トランジスタには手持ちの2SC321(Icbo=30V)を使ったが、古いうえに手持ちに余裕が無いので、試しにもう少し入手しやすい2SC1216(Icbo=40V)を使ってみた。しかしうまく行かない。色々やってみると90Vでは足りず最低110V位の電圧が必要な事が判った(Icboの3倍の電圧が必要らしい)。一方最初に作った回路は90V位しか出せない。 そこで秋月で少し部品を買い込み少し調べてみた。
途中経過は省くが、コイルとダイオードの選択が重要な事が判った。やはりコイルはQの大きな物を選ばないと損失が増えるばかりで電圧は上がらない。DC-DCコンバータ用らしき表面実装タイプの220uHが成績が良かった(後で調べると飽和しやすいトロイダルコアはこういう目的には不向きとの事)。またダイオードのリカバリタイムも重要である。一般整流用ダイオードよりファーストリカバリダイオード(整流用)の方が良かったが、それよりスイッチング用ダイオードの方が遙かに良かった。
こんな回路にしたら、電源が4V位あればちゃんと働くし、消費電力も150mW程度で済む(ちなみに前の回路では5V必要で300mWくらい消費した)。
500MHzのオシロで見た波形はこんな感じ(1GHzまで見えるのが欲しい)。
スイッチングレギュレータ用ICもLT1172を試してみたが電圧が上がらず、TL497Aの方が成績が良かった。次はJim Williams に敬意を表してLT1073もテストしてみたい。うまく行けば単三電池1本で動くハズ。
上の回路はまだバラック状態なので、箱に入れたら写真を掲載します。
今のオタク文化が秋葉原に入ってくるず~っと以前に秋葉原を徘徊していた爺です。 気分でブログをアップします。たぶん・・・たま~~に。内容は自分用メモ程度のものなので分かりにくい点、不明な点は遠慮なくお問い合わせください。
2015年9月14日月曜日
2015年9月8日火曜日
ヘタレなADVANTESTの押ボタンスイッチを修理(その1)
仕事で使っているデジタル温度計(ADVANTEST TR2114)の前面パネルの押しボタンSWの大部分がヘタレて使えない。
ネットの情報によると、この年代のADVANTESTの押ボタンSWはヘタレで、あちこちで故障しているが製造中止で入手不可。
たまたま、修理した半田吸い取り器(HAKKO ACE707)のテストに使ったジャンク基板に付いていたスイッチが似たような大きさなので、これが使えないかと試すと、足の本数と間隔が合わない。
しかしこれを45度回転させ、4本足の対角の2本を使うと何とかなりそう。
でこんな形で取付けました(とりあえず付けられる事を試した状態)。右がオリジナルの故障品、左が新しく取り付けたスイッチ。
ボタンが斜めになっているように見えるけど、パネルを取り付けるとちゃんと正しい位置に納まります。ストロークはオリジナルより短いけど問題無い。
ジャンク基板から取り外したスイッチ5個を普段使うボタンと交換してメデタシメデタシ。
ネットで調べると、このスイッチはAlpsで今も作っているみたい。
来週でも全部のスイッチを交換しよう。
(その2へ続く)
ネットの情報によると、この年代のADVANTESTの押ボタンSWはヘタレで、あちこちで故障しているが製造中止で入手不可。
たまたま、修理した半田吸い取り器(HAKKO ACE707)のテストに使ったジャンク基板に付いていたスイッチが似たような大きさなので、これが使えないかと試すと、足の本数と間隔が合わない。
しかしこれを45度回転させ、4本足の対角の2本を使うと何とかなりそう。
でこんな形で取付けました(とりあえず付けられる事を試した状態)。右がオリジナルの故障品、左が新しく取り付けたスイッチ。
ボタンが斜めになっているように見えるけど、パネルを取り付けるとちゃんと正しい位置に納まります。ストロークはオリジナルより短いけど問題無い。
ジャンク基板から取り外したスイッチ5個を普段使うボタンと交換してメデタシメデタシ。
ネットで調べると、このスイッチはAlpsで今も作っているみたい。
来週でも全部のスイッチを交換しよう。
(その2へ続く)
2015年9月3日木曜日
ガラクタ箱から(謎のIC)(その2)
その後、データシートを発掘しました。
1970年にはカタログがあったみたいです。
中身は 何と12V!!で働くデジタルICです(最大定格は20V)。
回路構成はRTLです(RTLはその後⇒DTL⇒TTL⇒C-MOSと発展した)。
LB1221: Dual T-Flip Flop with Clear (40KHz)
LB1291: Single Schmitt Trigger
だそうです。
たぶん当時あった、表示にニキシー管を使った電卓用ICなんでしょうねぇ。
今更使い道無いな~。
1970年にはカタログがあったみたいです。
中身は 何と12V!!で働くデジタルICです(最大定格は20V)。
回路構成はRTLです(RTLはその後⇒DTL⇒TTL⇒C-MOSと発展した)。
LB1221: Dual T-Flip Flop with Clear (40KHz)
LB1291: Single Schmitt Trigger
だそうです。
たぶん当時あった、表示にニキシー管を使った電卓用ICなんでしょうねぇ。
今更使い道無いな~。
2015年8月23日日曜日
ガラクタ箱から(謎のIC)(その1)
ガラクタ箱にこんなICがありました。
SANYOのLB1221とLB1291。随分昔から持っていますがどこで手に入れたか覚えてないし、ネットで検索しても何か分かりません。
メタルカン(TO-5)に入ってますが初期のデジタルICではなかったかな(LB1291には同名のDIPパッケージのICがありますが、これとは違います)。
今では博物館的な価値しか無いと思います。
SANYOのLB1221とLB1291。随分昔から持っていますがどこで手に入れたか覚えてないし、ネットで検索しても何か分かりません。
メタルカン(TO-5)に入ってますが初期のデジタルICではなかったかな(LB1291には同名のDIPパッケージのICがありますが、これとは違います)。
今では博物館的な価値しか無いと思います。
2015年8月9日日曜日
HOME無線LANの異常(パワーアダプタがへたりまして)
我が家の無線LANがおかしくなりました。アクセスポイントの動きがおかしい。様子を見てるとアクセスポイント(AP)がリセットを繰り返している。
このAPは、前のAPがおかしくなったので、携帯のおまけにタダで貰ったAP(Home Spot Cube)に付け替えていた物。
色々調べると、APのパワーアダプタ(5V1A)がヘタっているようで、送信すると能力が足りずにリセットするみたい。パワーアダプタを手持ちの中古に付け替えて無線LANは復活した。
そこで、アダプタがどんなになっているかバラしてみることに。
外形はこんな形。ラベルを見るとUSB充電器と同じくPLANEXさんの輸入中華品だね。
ケースは柔らかく、カッターナイフで切断し簡単に開けることができた。
中を見ると蓋に液体が・・・やっぱりね。
緑色の電解コンデンサ(680uF10V)が膨らんでる。写真では見えないけどその裏にある一回り小さいの(220uF10V)も太り気味。もう1個の緑色の(47uF50V)は大丈夫かな。黒色(4.7uF400V)2個も大丈夫みたい。
緑色の電解コンデンサー交換したらまだ使えるかなー?
P.S.
実は前のAPもパワーアダプタ(5V2.5A)がおかしかった事が後で判明。 パワーアダプタ、特に電解コンデンサは要注意だね。
P.S.2
その後電解コンデンサを買ってきて交換しました(緑色を茶色に交換)。まだテストしてませんが大丈夫でしょう。
このAPは、前のAPがおかしくなったので、携帯のおまけにタダで貰ったAP(Home Spot Cube)に付け替えていた物。
色々調べると、APのパワーアダプタ(5V1A)がヘタっているようで、送信すると能力が足りずにリセットするみたい。パワーアダプタを手持ちの中古に付け替えて無線LANは復活した。
そこで、アダプタがどんなになっているかバラしてみることに。
外形はこんな形。ラベルを見るとUSB充電器と同じくPLANEXさんの輸入中華品だね。
ケースは柔らかく、カッターナイフで切断し簡単に開けることができた。
中を見ると蓋に液体が・・・やっぱりね。
緑色の電解コンデンサ(680uF10V)が膨らんでる。写真では見えないけどその裏にある一回り小さいの(220uF10V)も太り気味。もう1個の緑色の(47uF50V)は大丈夫かな。黒色(4.7uF400V)2個も大丈夫みたい。
緑色の電解コンデンサー交換したらまだ使えるかなー?
P.S.
実は前のAPもパワーアダプタ(5V2.5A)がおかしかった事が後で判明。 パワーアダプタ、特に電解コンデンサは要注意だね。
P.S.2
その後電解コンデンサを買ってきて交換しました(緑色を茶色に交換)。まだテストしてませんが大丈夫でしょう。
2015年7月25日土曜日
サブナノ秒の簡単パルスジェネレータに挑戦(その2)
とりあえず、手持ち部品を使ってバラックで組み立てて動かしてみた。回路はこんな感じで、あり合わせの手持ち部品で作ったので値は適当になっている。
電子雪崩に必要な90VはLinearTechのLT1073が無いのでTL497Aを使って5V供給で作った。ダイオードは名前も分からない電源用のもの。
で、テストをしてみてとんでもない事実に気がついた。100MHzのアナログオシロでは波形が見えない(プローブを使った場合)。
上がコレクタ電圧で、のこぎり状になっているから電子雪崩を起こしていることは明白なんだけど、下の出力が全く見えない。オシロをデジタルモードにしてみると何とかパルスが出ているのが見える。でも振幅が足りない。
そこで500MHzのデジタルオシロ(DPOモード)で見てみると、さすがに綺麗に見える。結構ジッターがあるけど(これもプローブ観測)。
試しに、これを使って同軸ケーブルの反射を見てみました。 意外と綺麗に出ますね。
この写真は長さ5M位の5D-2Vを終端解放した場合。終端を短絡すると反射波がマイナス側に出ます。
500MHzのデジタルオシロで見たパルスは2ns、20V程度.。だけど本当はもっと細く高いハズ。残念ながらデモ用に準備できる測定器ではここまで見えないな~。 ということで、これで十分なので挑戦はここまでにしておこう。
2015年7月23日木曜日
サブナノ秒の簡単パルスジェネレータに挑戦(その1)
今度デモをやるので簡単なパルスジェネレータを探していたら、故Jim Williamsの回路に到達した。これは部品も少なく簡単に作れそう。
普通のSWトランジスタのスイッチングスピードは数十nsなので、これをまともに使ってもサブnsまで縮まらない。やっぱ電子雪崩を使った神様の回路は凄い・・・ハズ。
宝箱(ジャンク箱)を探して出てきたのは2SC321という超古~いSWトランジスタ。規格はそこそこの値。これで試してみよう。
普通のSWトランジスタのスイッチングスピードは数十nsなので、これをまともに使ってもサブnsまで縮まらない。やっぱ電子雪崩を使った神様の回路は凄い・・・ハズ。
宝箱(ジャンク箱)を探して出てきたのは2SC321という超古~いSWトランジスタ。規格はそこそこの値。これで試してみよう。
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